TAKANO YAMAHIKO

高野山彦

- gallery野鳥花蝶写真館 -

秋口のシジミ蝶たちも季節の激変に戸惑い・・・・・ —07.10.10—

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秋口のシジミ蝶たちも季節の激変に戸惑い・・・・・   —07.10.10—

ウラナミシジミ♀ 桜の普賢象の木の根本辺りのヤブガラシの葉の上におそらくウラナミシジミの♀であろう蝶が止まっていた。雨上がりの低温でもあったので、まるで標本を持ってきて葉の上に置いたように翅を広げている。体温を上げようとする止まり方である。淡い藍色が胴体部から八方に広がりながら薄くなっていく様は息を呑むほどの美しさである。大きさは傍にたまたま止まっていたヤマトシジミと比べると優に4,5倍はある。このシジミチョウは頻繁に見られるヤマトシジミや紅シジミ […]

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喜ぶべきか?悲しむべきか?ツマグロヒョウモン大乱舞 —07.9.28—

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喜ぶべきか?悲しむべきか?ツマグロヒョウモン大乱舞 —07.9.28—

 2007年夏 日本全国酷暑であった。 これまで暑さ寒さも彼岸までといわれてきたが、9月28日、東京で32℃。 セミもジンジン鳴いている。もう暑さは長続きしないと思うが・・・、 地球全体で化石燃料を使用している結果、2酸化炭素が増え、 温室効果となって温暖化する。北極海の氷もじわじわ溶け出し、 ホッキョクグマも住みにくくなってきたと聞くし、沖縄の海でもサンゴが白化したり、 富士山でも高山植物のハイマツがどんどん頂上に向かって 増え始めているという。 わが善福寺川界隈でも今年は […]

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ツツドリが渡りの途中に池の中島の高木でひと休み

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ツツドリが渡りの途中に池の中島の高木でひと休み

少し気温が下がったので、涼しくなり撮影機材を自転車に積み込み 池まで行った。 N氏が池の中島の30m位の高木の方角ををジッと見つめているので、「何かいるの?」と私とM会長。 『カッコウみたいです』とN氏。数分後K氏も参加。 遠めに見える鳥は はじめは向こう向き不動のままなので、確かな事は不明。 我慢強く暫く待つ。漸くこちらのカメラの方を向いてくれた。 ツツドリの後ろ姿 ツツドリの横姿 ツツドリ-正面 正面から見ると腹部に横縞があること、 黒い線がカッコウより太くて粗いこと、基 […]

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杉並野鳥を守る会(greater pied club) の紹介と会長の作品

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杉並野鳥を守る会(greater pied club) の紹介と会長の作品

GPCのメンバー私の所属している杉並野鳥を守る会(通称GPC)のメンバーです。今年5月初旬 恒例の和田堀池の写真展の記念写真です。会員皆の作品や活動ぶりが度々新聞社や雑誌社の取材を受けます。会員には人生経験と写真暦の豊かな各自の持つ貴重で膨大な情報交換の場ともなっており、カワセミを初め各種鳥類を対象とした撮影活動が中心となっています。朝な夕なこの空気の美味しい和田堀を拠点に楽しく明るく健康的で話題豊富な会員にお会いできるのが生き甲斐になっています。なお連絡先は下記にメールでど […]

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残暑厳しい 善福寺川界隈にサンコウチョウが現れました。

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サンコウチョウの♀ 07.9.14残暑厳しい午後3時過ぎ。久しぶりに早足で30分で行ける 下流の和田堀の池まで体力作りの目的でウォーキングをしました。 川沿いの途中で野鳥撮影愛好家仲間のS.N氏に遭遇しました。 挨拶もそこそこに、「これ・・・ サンコウチョウを撮りました」 と言って写真(07.9.13の日付け入りの)を見せてくれました。 私は他所で撮られたものと想像しながら、 「どこで撮られたのですか?」と問いただすと、 「あの辺りです」といって様々な木々の混ざ […]

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ムラサキシキブの実が色ずき始めました・・・もう初秋です。蝶も身篭り準備です。

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もう暑い夏も終わりに近いのか ムラサキシキブの実が黄緑から紫に 変わり始めました。近くにシロシキブの実もあります。

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人間の欲望の極み・・?地球温暖化の象徴—褄黒豹紋 が北上、大発生!

ツマグロヒョウモン 北上が顕著なこの蝶はここ5,6年の間にこの公園界隈でも 個体数が眼に見えて増えつつある。 幼虫の食草は主として野生の各種スミレだそうです。 園芸種のパンジーやビオラも食すという。 近年園芸種のパンジーやビオラ(小型のパンジー)など どんな家屋の庭先やベランダでも 容易に栽培されて綺麗な多色を楽しめるように なったが故に、温暖化と相呼応して成虫がこの花の周りに 大量に卵を生みつけ、益々大発生を招いているのかもしれない。 その上 他のヒョウモン蝶類は殆ど年一度 […]

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夏来なば 思い出深し 花と蝶(番外編)

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夏来なば 思い出深し 花と蝶(番外編)

上高地のアサギマダラ もう14、5年前のこと。学生時代に生物研究部に所属し、日本中の蝶を捕虫網で追っかけまわしていた、O.A氏と共に上高地から奧飛騨に旅をした時の一枚。河童橋が見える山小屋のすぐ脇に大きな白い独活(うど)の花が夏の盛りに満開になった朝の9時ごろであった。涼しい間は蝶は陽の光に翅を広げて体温を上げる習性があり、動作が鈍く、この間にゆっくりとシャッターが切れた。当時はまだデジカメは全く普及しておらず、これも銀塩フィルムのひとコマ。私も漸く大抵の日本人なら そうであ […]

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クモー朝の光を捉えたクモの糸は想像力を描き立てる

マクロレンズを通してクモの巣を覗くと見事な構築物が 光と風に揺らめく。 風が、光が時間が寸刻を刻んで宇宙(神々)の創り給いし 造形の妙をかいま魅せてくれた。 人間の創ったCGなるものと比較しても やはり長い時空のフィルターにかかった自然の造形には敵わないように思う。    

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セグロアシナガバチ一家がヒメスズメバチに強襲される—2007.8.23—

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セグロアシナガバチ一家がヒメスズメバチに強襲される—2007.8.23—

セグロアシナガバチの巣の位置 3坪ほどのベランダに面した西向きの隣の手すりの壁にセグロアシナガバチが春先から甲斐甲斐しく営巣を開始。○の位置。縦10cm×横5cm×高さ約3cmの大きさ。 ヒメスズメバチの強襲始る 7月中旬、暑いある猛暑日からこの巣にヒメスズメバチが襲来し始めた。身の丈2倍以上もある天敵に狙われ始めると、アシナガバチたちは身動き一つできず、ヒメスズメバチは真っ白い繭を突き破り、幼虫を次々とその場で貪り食べ始めた。中には幼虫を抱きかかえた […]

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