集中豪雨で増水し、善福寺川が危険なため、カルガモの雌親が6羽の幼鳥を連れて陸路を約500m下流から上流へと緊急避難していました。 この日は午後から時間雨量約30mmの集中豪雨。普段の30倍ほどの水量になり濁流となりました。水鳥たちは危険を察知し、子供たちを連れて陸に上がります。 親子は急流から脱し、必死で石積みの急坂をフェンスの中へ・・・ 桜並木に沿った陸路を上流へ。母親は上流は水量が少なく子供にとって、安全な場所があることがわかっているのです。 幼鳥に合わせた雌親 […]
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午前中に気温が30℃を越す暑さになると オオタカの若鳥も自力ですぐそばにある川で水浴びを始めました。 生まれてから僅か2ケ月でもう自分の判断だけで水浴びをするとは 人間に比べていかに肉体的にも合理的にできているかがよくわかります。 各種行動のDNAが身体に組み込まれていることはわかっていても 改めて鳥類に驚異を感じてしまいます。 こんな風に観察していると鳥類は人間よりも200万年以前から地球上に生まれ、 命を受け継いできたことに納得行くというものです。 因みに私の3人目 […]
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オオタカの若鳥はすくすく成長して、ヒマラヤスギの森から抜き出て、周囲の川や広場にも飛翔範囲を広げています。いつ親から独立して自ら餌を採餌するか楽しみになってきました。 森から飛び出しました 大空を見事に滑空 時々は枝どまり。 樹木の梢あたりを飛翔 朝日に映えて飛翔 電線からの飛翔
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オオタカの若鳥は親にもらった餌を樹上で食べている途中、肉片や骨の塊を地上に落としてしまうことが しばしばあります。すると地上に降りてきて、それをさらに食べようとします。この時にカラスや猫などに狙われたりします。今日もこれを助けたカメラマンのDさんのお陰で間一髪猫から助けた功績がありました。用意したパチンコに用意した大豆を猫めがけて打つわけです。すると大抵は的に当たらずに驚いて逃げてしまうという寸法です。これで動物虐待にも当たらないわけです。 地上に降りたオオタカの若 […]
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朝と夕方にまだ親から食べ物をもらっています。 日中はカラスから攻撃されにくいヒマラヤスギの生い茂った複雑な枝の樹間で待機していることが多いですね。 複雑に絡む枝振りの中でカラスから身を避けているようです。 雌親が時々見守りにやってきます。 時々樹間を 飛ぶ訓練をしています。 飛び出し! 時々羽繕い。 羽 伸ばし。 ケヤキの木にやってきました。
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カラスからの攻撃をオスメス両親と近所の愛鳥家によって懸命に防御され、約2.5ケ月の 経過を待ってやっとヒマラヤスギの森から周囲のエンジュやケヤキの高木に移動して、親からの給餌を受け始めました。大きさはもう優に成長の雄並みの大きさです。 お母さが来ないかな〜 と不安気です。周りでカラスの声がするたび子供は不安になります。 お母さ〜ん!! お母さ〜ん!!・・・何度も大声で叫んでいました。 時々はその場で羽ばたいています。 周囲をエナガやシジュウガラが通過するのを興味深 […]
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びわの実に小鳥たちがひっきりなしにやってきます。小鳥たちは人間以上の様々な表情を見せてくれます。つまりは人間性をもつぶさに備え持っていると、解釈できるという生物学者も多数います。 川向こうからのshot 居残り組のヒヨドリ ムクドリの若
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6月26日(月)貴重な1羽が巣立ちました。 卵から出たのは6月15〜20日ごろと推測されます。 この貴重な雛と母親の1カットはRSさんに拝借して掲載したものです。雛の白い期間はほんのわずかなため私は残念なことに諸事情が重なり、撮影できませんでした。そこで鳥友の彼に懇願してこの貴重な1枚を拝借したものです。改めて感謝いたします。 親鳥のいない間に巣の上で飛び上がり練習 羽ばたき 肉片をちぎって雛に口わたし 巣から少し離れて餌で誘い雛を導きます。 オスの狩りの帰りを待つ雌 雛に注 […]
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今年も関東のあちこちの深い森では サンコウチョウが 巣立ち始めているようです。 メス親 オス親 ペアーで仲良く子育てです 時々雛を抱いていました。 餌を探して飛んでいるのが見えました。 ひと休みです。 餌となるイトトンボがたくさん飛んでいました。 ガビチョウが他の小鳥の真似をしながら賑やかに鳴いていました。 オオルリも森中で飛び回っていました。
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1991年に設立された日本昆虫協会の初代会長の奥本大三郎さん(73)は フランス文学者でもあり、『ファーブル昆虫記』の完訳もされた大の昆虫愛好家です。 先生によると、「近代的な昆虫採集は西洋伝来ですが、あまねく大衆にまで広まったのは 日本だけ。日本人の目は本来、小さきものを愛でる「接写レンズ」を持っているから、 蝶や昆虫に焦点が合い、深く愛着を感じられ続けたのだろう」と 。 私も日本人であってみれば、毎年毎年老いを重ねても身の回りの美しい蝶や昆虫に 季節ごとに興味がつきません […]
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