高野山の熊野古道の一つ、小辺路の出発地点の金剛三昧院の正門から急坂を1.2kmほど登った
轆轤峠から更に女人道方面に0.7km登った大きなアンテナのある頂上から、
遥か東南アジアからやってきたコシアカツバメを近距離で撮影することができました。
この鳥の特徴は飛翔時によく目立つ腰の橙色と眼の後方から側頸の赤橙褐色です。


淡いバフ色の喉からの下面には黒褐色の細い縦班が見える


腰の橙色は飛翔時ならではのものだ


眼下には高野山の春色に囲まれた
中心伽藍の根本大塔が拝観できました。
周囲の寺院の屋根に比べてその威容が窺えます。


頂上付近の枯れ木の梢でホオジロが・・・


思いっきり縄張りを主張していました

下山して、声の方角に進むと・・・


金剛三昧院の境内の国宝多 宝塔の九輪の最先端で
キビタキが大きな声で囀っていました。