母方の叔母の49日と長兄の1周忌の法要に帰郷してきました。

私の故郷の高野山内の盆地は平均海抜985メートルの世界遺産の高野山です。
今年の冬はとりわけ厳寒で、長い冬も終わりを告げ、
やっと春の新芽が山のあちこちに吹き出した寒冷地です。

関東で例に上げると日光の奥日光の中禅寺湖辺りでしょうか。

全山50年以上経た広葉樹や5~600年以上の杉や桧の針葉樹が生い茂っていて、
昼でも薄暗く鬱蒼とした大樹の森です。
当然木のあるところ野鳥がたくさん飛び交い、和歌山県の鳥獣保護区の指定地にもなっています。

まずはじめはカケスをご紹介します。

樅の木の大木に来たカケス

熊野路への入口、轆轤峠(ろくろとうげ)から楊柳、摩尼、天竺、の春先の高野三山を遠望できます。

高野槇の梢に来たカケス

夕方の探餌中

カケスの飛翔

轆轤峠から春霞の紀伊山地を望みます

カケスの正面姿です

真後ろ姿

カケスは硬い樫の木の実が大好きなので別名「樫鳥」–かしどり–とも呼ばれる。
高野山近辺ではハトくらいの大きさなので、
昔から「樫鳩」–かしばと–と呼ばれていた。
鳴き声は英名のEurasian  Jayにも似た“ジェーィ”と発したり、他の鳥の鷹類の
声音を真似たり、ネコの真似などもすることがあります。