今夏は猛暑でした。12月に入って、急激に寒くなり、近年になく杉並区の名園、
大田黒公園は素晴らしい紅葉を見せてくれました。人出も多く、茶室から一望した
絶景に感嘆の声が聞かれました。日本の秋に感謝!私は住まいが近場でもあり、
2日間通いつめ、堪能させて頂きました。知人も何人かにお会いし、お互いに賞賛の言葉を
交わし合いました。 歴史に名を残された大田黒音楽評論家と、
庭園の維持管理に携わってこられた方々に深く感謝申し上げます。

 
庭園入り口からの敷石道と格子戸です。

 
木のあるところに小鳥は訪れます。

 
淡い初冬の光が赤を柔らかくしてくれました。

 
大木との対比が大好きです。

 

 
光の加減で私にはパステル調に見えました。

 
竹林とは対照的なモミジの色です。


竹藪にモミジ

 
屋根の瓦の線が西洋人には波に見えるそうです。自然に調和した見事なLINEです。

 
時には重厚さを醸し出す光線の彩です。

 
数少ない黄色のモミジです。

 

 

 
庭園では今秋初めてお琴と尺八の演奏会が披露されました。
妙なる音色と周囲の色合いの調和に思わず目が潤みました。

 
急な雨に見舞われ、クマザサの葉もしっとりと濡れました。

 
水面に映える紅葉が素敵


濡れたクマザサが一段と存在感があります。

 
池に映り込んだ木の間からの光の張り出した東屋が絶妙

 
燃えるようなイロハカエデ

 
赤い色にもよく見ると濃淡があります 。