タマシギは関東地方に留鳥として繁殖しています。
水田や湿地、休耕田などに生息します。
丁度水稲が伸びてその姿が隠れる頃に雛が生まれます。
今回訪れた埼玉県の現地は休耕田の一角でした。
雛が2、3羽いて時々その姿が見えますが
確かなことはわかりませんでした。
この鳥は繁殖に関わる行動がペリカンのように雌雄逆になっていて、
一妻多夫で、雄が子育てを担当します。雌は卵を産むと同時に
新たな伴侶を求めて巣から離れます。
これは田圃に水量が増したりして卵が水害に被災するのを計算の上、
多数の産卵をする行動をとる習性らしい。

 

 

 

 

 

 

雄と2羽の雛が見える

 

 

 

 

 

 

雄の正面顔