梅雨時の晴れ間に、公園の花壇に植わっていた
可憐なパンジーの花
この花の葉っぱを悪魔のような色合いとトゲをもった幼虫は
ツマグロヒョウモンの幼虫です。
刺されたら痛くて飛び上がりそうな棘が体中にあり、それも濃い赤黒の目立つ色彩です。
これでは鳥も寄り付かない事でしょう。
散歩中に見つけたので、カメラを取りに帰宅し、
大急ぎで戻ると、もと居た場所にはみつからない。
周囲を探してもいないので 諦めかけていたが、
約1.3㍍離れた別のパンジーの株にいました。
たった10分くらいの間に1㍍以上も移動したのだ。
僅か6cmくらいの体長でこの行動半径の広さ!
この生命力が温暖化している日本中を席捲している
原動力なのだろう!
そして・・・・大変身
以前にもお見せした成虫です。
色合いの赤黒はかすかに幼虫時の色の痕跡が残っているようです。