わが実家の2階からいつもは磯辺や川筋の砂礫にいるイソヒヨドリがきれいな声で鳴きながら3階建ての軒下から出入り可能な屋根裏に営巣中で、驚きました。
こんな山奥の寒冷地(海抜-約1000m)にまで移動して営巣するとは野鳥たちの底知れない能力に脱帽です。
この鳥は高野山の麓の紀の川の川筋で数年前まで何度も見かけた事がありますが、昨年、川筋でかなり大きな地震があり、危険性を感じてこの高野山に移動して営巣しはじめたのかも知れません。
他にも伽藍の境内でカワラヒワが15羽ほどの群れで桧皮ぶきのお堂の大屋根や地面で落ちた実を啄んでいました。


電線に頻繁に止まり、人間の生活圏の中にとけ込んでいるイソヒヨドリ


イソヒヨはこの屋根裏に営巣中らしい。(出入りが確認された)


餌(小昆虫)を銜えて営巣中の屋根裏に運び込んだ

下記の記事は2014.5.27付けの朝日新聞に掲載されたもの。
全国的にイソヒヨドリの新しい営巣地や生活形態が変わりつつある事が報じられています。
参考にして下さい。