大雪の旭岳ではギンザンマシコのオスが撮れませんでしたが、 雌雄ともに撮りたいという強い思いを抱いて、 知床峠を目指しました。峠からは国後や択捉島が遥かかなたに 遠望できました。 気長くアオジやノゴマに遊んでもらいながら、チャンスを待ちました。 ここで、思わぬ巡り合いも待っていました。
続きを読む大雪山系の旭岳山麓ロープウエー駅の近く、 白樺の大木にヤマゲラが営巣中。 和田堀や善福寺川界隈にいるアオゲラとよく似ていますが、 赤い斑点がオスのオデコから、頭頂までの間にしかありません。 メスはアオゲラのようにどこにも赤い斑点はありません。 脇の黒斑も皆無です。私には眼も鋭く、野性味があるように思えます。 ヤマゲラ♂ 赤斑点は丸みを帯びています […]
続きを読むスズメ目アトリ科のこの野鳥は私にとっては初見鳥。北海道の大雪山や知床峠で撮ったギンザンマシコ(左側帯の検索欄にギンザンマシコといれて検索して09-07-02までロールダウンして下さい)の色合いに似て♂は赤系♀は黄色系。クチバシが交差していて常緑針葉樹の松の実や樅の実等の種子を固い皮から取り出すのに都合良く発達している。今年もまた晩秋の山梨や信州の寒冷地の海抜1200~1500mの奥深い山の松ノ木にやって来た。大抵ペア—で飛び回っていて仲 […]
続きを読む約束の早朝6時に出発のためには、前日の10時には就寝しておかなければ、到底無理な年齢になって来た。それでも可愛い小鳥の動きをこの目に納めるためには予定通りに行動する。それが小鳥さんたちへの仁義というものだ。そうだ、赤い小鳥が北の大陸から今年もはるばる命がけでやって来ているのだ。敬意をもって、慎ましく鄭重にお会いしに行くことにする。あの強烈に寒い凍てついた林道を行くにはアイゼン必携の海抜1200mもある雑木林の隣縁に・・・その名はオオマシコ。赤い鳥の代表格のオオマシコは猿子のギ […]
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