早朝8時ごろから探し始めて、
坂井さんが「居たっ!」と言うので、
私もレンズの先端の延長線上にシジュウガラ2羽と共に動きが見えました。
北の風4、5mで比較的強く吹いていたので
樹木の下の方を移動していることが判りました。
この時は誰も撮れていませんでした。
落胆後、我慢すること約30分後のAM11:49に再度
今度は冷静に黙ってSさんがレンズを向けた方向のやや逆光下の明るい
檜葉の幹の下方に比較的長く約1分ほど
止まってくれました。私も夢中でshutterを押しました。この時も撮れたのは
3人ほどしかいませんでした。
こういう初状況の場合を「手強い!」と言うのでしょうか。
私自身も諸事情が重なり、1月30日以来10日ぶりの撮影成功でした。
探して撮る、という忍耐と集中力を要するこの出逢いに遠方から
来られているCM方々には本当に頭が下がります。
今日も信州松本からお見えになっていた方もその後
撮れたかどうか心配です。寒い中、お身体に気をつけてください!
苦労して撮った小鳥の魅力って一体なんなんでしょう!?
私の場合、小鳥を追っかけていた毎日の生活そのものが外遊びのせいか
身体が丈夫になり、目にも耳にもトラブルはなく、
たくさんの愛鳥家にお会いする中での楽しい会話が
頭の体操にもなっていると思っています。
林住期の今が人生の最高の時間かもしれませんね。

ノートリの1枚です。中央部にキバラガラがいます。このような半逆光の見ずらい条件の中での撮影はとてもスリルがあります。

森の中に飛んで行きました。