「セミの交尾に遭遇する機会が少ない」とどこかで昆虫写真家の海野さんが
仰っていました。
今朝ラジオ体操の帰り道、公園の川の目線くらいの高さの桜並木の葉っぱに
バサバサと音がしたのでよく見るとミンミンゼミの交尾でした。
私はミンミンの交尾シーンをまだ撮ったことがなかったので、
急いで自宅に帰り、カメラを持ってその場に戻ってきました。
無事にまだ交接中でいました。
それが以下の貴重なシーンです。ご笑覧ください!

上がメス、下が♂です。

オス

 

蛇足ですが私がこの交尾シーンを発見してから、pairが離れるまではおよそ
1時間くらいでした。蝶の交尾より少し長いように思いました。

今夏は長梅雨の後の猛暑だったので一気にセミが出てきました。
アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、そして温暖化して東日本や
東北まで分布を広げているクマゼミなどが毎朝うるさいほど唸っています。
秋口になるとやや涼しくなり、夕刻にヒグラシが鳴き始めますが、
日本の秋の訪れの代表的な音の風景を醸し出してくれるのです。