今日はAM10:30から夏の高校野球の決勝戦。カードは春の大会と同じ大阪桐蔭学園対青森光星学院。
長身197CMの桐蔭学園の藤波投手が3−0で完封。春夏の連覇となった。春夏連覇は史上7校目。
この中には我が故郷和歌山県の尾藤監督が率いた箕島高校の連覇も入っている。
今年の高校野球は総体的にレベルの高い試合が多く、見応えがあった。
高校野球が終了し、冷房の部屋から抜け出し、久しぶりに池に自転車で行った。

いつものfieldは燦々と降り注ぐ真夏の太陽が眩しいなじみの場所でもあるのですが、

この日はカイツブリファミリーに

大きな悲劇が起こり、気持ちが真っ暗になる現実を観て、やや夏バテ気味の私の体調も手伝って思わずその

光景を撮影しながら憐憫の情がこみ上げ、涙でFINDER が見えなくなってしまいました。

母親の亡きがらにヒナが寄添い、離れようとしない現実を目にしてしまったからでした。

辛うじて撮ったのがこの日の記録です。

母鳥が死んだ原因は巣から100mほど離れた場所でいつものように、あるご夫人がカルガモや鯉に

パンクズを投げ与えているところに、カイツブリの母鳥が岸に最短距離で近づいた瞬間に猫のゴン太が

前足で母鳥を一撃したという。

(カイツブリは人からよく餌をもらっていて、人懐っこくなっており、営巣する場所も岸辺から

近い10m前後の池の中である。この位置はカラスやツミなどの天敵から自らを守るために編み出した

好位置でもあるのです。)

一撃を受けた母鳥は一目散に巣に戻り、一撃された当たりどころが悪かったのか、

仄聞によればその日の内に巣の上で

死んでしまったらしい。(巣の上で前のめりになって死んでいます。)

3羽のヒナの子育て真っ最中の大惨事である。

後は推して知るべし!父鳥が慌てふためき、3羽の雛に餌を何回も取って来たり、背なに

のせたりして、甲斐甲斐しく懸命に育て上げようとしています。

今夏は猛烈な酷暑が続き、子育てがかなり遅れたために育児の苦労も例年より数段

厳しかったようです。

今日からでも父鳥に頑張ってもらって3羽が無事に育つことを願うのみです。


死んでしまった母鳥に寄添うヒナの目は涙で潤んでいます。


亡き母鳥の側で途方に暮れるヒナの姿があわれ・・・

 

2羽のヒナは父鳥の後を追っかけたましたが、一番小さなヒナは母鳥から離れようとしません。

 
父鳥に懸命に付いてゆこうとする第1子

 
『ママがいなくなってもくじけるんじゃないよ!』と父鳥はヒナに言い聞かせました。

3羽のヒナは 父鳥にうまく育て上げられますようにお祈りしましょう。


父鳥が 死んでしまった母鳥のために『もしや、この大きな魚で生き返るかもしれない』とでも思い込んだように
巣の方角に向かって 全力で急ぐ姿が何とも哀れでなりませんでした。

私は最近泣きたい時は崔岩光さんの『可愛い小鳥よ!』
をききながら、パソコンで 乾いた目を潤したり,心の洗濯をします。
左の帯のBookMarkからyoutubeに飛べます。

皆さんも悲しい時はひとりでこっそり思い切り泣いて下さい。
そして心の浄化ができたらまた明日に向かって気持ちを
切り替えてよく寝ることです。
小鳥さんがいつも元気なのは早寝早起きだからですよ。