小倉さんと織田さんがいつもの気功の帰り、ラジオ体操を挟んで私が油蝉を撮り終えた帰り、
三人が森の中を歩いていて、見つけたのが
バッタでも最大級のショウリョウバッタの雌。
特に雌は雄の2倍(後ろ足を伸ばすと18cm)もあります。
面白がってジッと見ていると、6個の視線を感じたのか、バッタが長い後ろ足で
地面を蹴って、2mほど川岸のほうにフワ〜っと飛び上がりました。
梅雨も明け、昆虫たちも暑くなるや一気にお出ましなのだ。
護岸の小さな山桑の立木に飛び移るや安心して動かなくなり、私が飛んでいるシーンを
撮りたいと言ったものだから、二人は協力してくださり、小枝や小石を投げつけて
飛ばそうとしましたが、なかなか飛びませんでした。
久しぶりに昆虫の飛び物に遭遇して童心に帰り、
急激な暑さも忘れとても楽しいひと時を過ごしました。

山桑の若木のこずえに止まったショウリョウバッタ

後ろ足を伸ばした時の寸法です。大きいですね。(お二人のご協力のおかげで撮れました)

草むらの中では見つけにくい保護色。

横から見ると頭の部分が斜め上に上がっていて、旧盆に川に流す長崎の精霊船のように見えるのでこの名が付いたと言う説もあるようです。

以下は雄です(サイズは約5cm)