デスクワークばかりやっていると、視力がだんだん弱ってくる年齢でもある。
空高いこずえを眺めながらの散歩が身体にも眼にもきっと良いと信じながら、
小鳥に逢うとまた夢中になてカメラのファインダーを覗き込む。
そこは人間界から離れた別世界。美しさがあり、ドラマがあり、強烈な生命の
躍動がみなぎっている。時には穏やかに、時には生死を分ける一瞬の恐怖が
ある。人間も野鳥も同じなのだ。生命あるものすべて、はかない計り知れない
死に直面する事は避けられないものであろう。最近、覚悟はできたような気がしている。
これも老境の身になった証左かもしれない。ーーーーと長渕剛の重々しい【結晶】を
聞きながら打鍵の指を走らせていると、こんな事を考えている自分を見つける事になった。

 

 

 


胸の色が黄色なので、♂かな?


今年もやっとイイギリの実が赤くなった


川筋には所々にカワセミも現れ、川面をじっと眺め、小魚や川エビを狙う。


秋の風情をバックにオナガガモのファミリー


鯉と鴨が交流する事もある


鴨もラジオ体操をする事だってあるのです


秋になって、葉っぱが赤くなるのは、いのちが燃え尽きる瀬戸際の美しさだと人間は解釈したりします