南陽市赤湯温泉の近く、白竜湖を訪れました。
学友でもあり、テニス仲間の先輩Kさんを頼って、
南陽市や山形市の蔵王を案内していただきました。
パラグライダーのメッカでもある南陽市のスカイパーク・十分一山から白竜湖を見おろす。
湖の周囲では3月頃からケリやタゲリが営巣を始めます。
アオサギや白鷺たちの大きなコロニーがあり、
今はオオヨシキリやコヨシキリが子育て中で、けたたましく鳴きあっています。
駐車場の一部が水没している箇所(中央上方部)もよくみえました。
釣り人も数人いて、千葉ナンバーを付けた車がありました。
住宅地が迫る白竜湖の看板—山上から観降ろすほうがはるかに雄大で美しい
湖の周りは一面の田圃。稲を植え終わった後でした。水面が未だ光り輝いています。
スカイパーク・十分一山からの展望は「日本の百景」の一つに数えられます。
市街地に取り囲まれる烏帽子山を見下ろした景観。
濃い常緑樹木の向こう側に烏帽子神社が鎮座します。
南陽市赤湯の「烏帽子山八幡宮」の大鳥居。毎年の春 しめ縄の架け替えが行われ、
107年続く伝統行事。
大鳥居は高さ11メートル、柱上の笠石の長さ13メートルで、継ぎ目のない石造りでは日本一と言われる。
しめ縄は長さ8メートル、重さ300キロ、胴回り2メートル。
保存会が地元のわらで2月に作る。神事の後、とび職の保存会員2人が鳥居に乗り移り、
ロープでつった新旧のしめ縄を下にいる10人と力を合わせ約1時間かけ掛けかえする。
八幡宮は陸奥平定の源義家の弟、加茂二郎義綱が917年前に勝運長久を祈願し建てたほこらが起源。
特大の〆縄
田圃の畦道を進んで行くと、広いアオサギのコロニーが見えてきました。
オオヨシキリが新緑の葦から現れ、ギョーギョーシーギョーギョーシーと鳴きながら餌を探し始めました。
蔵王の麓に向かう途中の南陽市内から北に遠望できた残雪を抱いた朝日岳連峰
飯豊山近辺も夕焼けが始まりました。手前の田圃に夕日が映りこんで綺麗でした。