初夏、北海道はエゾカンゾウが一気に花開く、
広大な原野に可愛い小さな鳥たちを追って、
12日間の鳥撮り旅行です。
まずは夏の北海道の代表的な小鳥、
シマアオジを紹介します。
シマアオジは
英語ではyellow-breasted-bunting 学名はemberiza-aureola
ロシア、中国の南東部と日本の北海道、青森、石川県舳倉島などで観察されます。
近年個体数が減少している NT(準絶滅危惧)のカテゴリーに入っています。
さえずりの心地よさは下記のURLでお聞き下さい。
素晴らしい歌声です。
ttp://ibc.lynxeds.com/video/yellow-breasted-bunting-emberiza-aureola/male-singing-changing-branches
シマアオジは周囲にいるノビタキと鳴き競うように
ひときわ高い声で 、(ヒィー ヒョー ヒュィ チュイ チュリィリィ~)耳に心地よく聞こえ、
真上に向かって懸命に さえずる姿に心が洗われます。
ノビタキ♂
小鳥たちは地平線まで続く見渡す限りの原生花園で囀っていました。
雨中のキマユツメナガセキレイ
ツメナガセキレイは下サロベツの長沼の畔の明るい原野に営巣していました。