我が家から自転車で約5分の上流域の左岸の一角にひと眼見て全体が白く見える
八重咲の数多の白玉がぶら下がった小さな花びらが目に入ります。
近づいてみると仄かな甘い香りが漂います。
この公園内の唯一本の「サラサウツギ」です。

この頃(5〜6月)の花を歌った歌詞に

「卯の花の匂う垣根に、ホトトギス早も来鳴きて」というのがあります。
この卯の花が正しくサラサウツギを指します。
形状は小さな八重の下向きの可憐な花で一番外側の花弁が淡い🩷に彩られています。
遠目には圧倒的に白色が目立ちますが、近づいてよく見るとなんともはや可憐な
ピンク色が目に入ります。
なんだか妖艶な無数の美少女にすれ違ったような清々しい気分になります。