世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)の一角を占める
高野山は紅葉の盛りを過ぎた寒い11月下旬になっても
道ゆく人は世界中からの観光客で大にぎわい。
アメリカ、アルゼンチン、イタリア、フランス、中国、韓国
など世界中の人たちで 日本人より多い感じです。
感想を聞くと、とにかく「very beautiful」と答えが返ってきます。
私も遅ればせながら、同期会と重なった日取りで残り紅葉でも
探勝してと期待しながら帰郷しましたが、
街の食堂も待ち人が多く、順番が回ってこなく諦めて他店を探すこと
度々でした。
確かに私が子供だった頃の街全体を概観すると、50年以上も経て樹木が年輪を刻み
森が深くなり、紅葉や桜などの花木が一段と味わい深くなっていました。 
堂塔伽藍が補修されたり、新規に再興された中門なども
ひときわ見栄えのする建築物に仕上がっています。
私の実家も立てていただいた宮大工棟梁の尾上徳治さんの中門の裳階などは
見事な作品に仕上がっていました。

 
高野山のentrance–ー大門


再構築の中門


根本大塔


樹間からの大塔


山上伽藍への蛇腹道


金剛峰寺前の旅人


蛇腹道から街の中心を望む


大塔を遠望する蛇腹道