珍鳥カラスバトも初撮りでした。
この写真は遠景ですが、撮り逃がした5メートル目前の
明るい場所で見た個体は驚異的な美しさでした。
私は一人きりで木陰に隠れて他の小鳥を撮っていた時、
晴れた明るいコンクリートの地表に突然目の前に
カラスバトが降りて来たのです。
黒地に色鮮やかできらびやかな構造色が全身に行き渡り、
一瞬何の鳥か判りませんでした。
birderたちがみなこのカラスバトを撮ろうと血眼になっていたので、
次の瞬間、“これがあのカラスバト!!”と気づいた時には
飛び去った後でした。
この写真は遠景ですがその美しさの一端が窺える貴重な記録になるものです。
まさに一期一会の撮り逃がした大切な数秒間の出逢いの瞬間劇の思い出です。
舳倉島に渡ったbirder方がこのカラスバトを殆ど撮れなくて
残念な思いで島を後にした事を思うと私はかなりラッキーな方だと思います。