今年は昨年より10日早く鳥友4人で舳倉島に撮り見に行ってきました。
今年の特徴は昨年に比べてキビタキが圧倒的に多く、
(確かにスズメは殆ど見当たらず)島中で観られました。
他にカワラヒワやアオジも相変わらず多く好みのスタイルで 撮影できた事が
良かったと思います。
これと言った珍鳥は未だ入ってなく、南西諸島にいるムラサキサギが私達の滞在している間
北側の磯辺であちらこちらに現れました。
夏鳥も冬鳥も野鳥の老若男女も入り乱れて、海外から又北へ、南へと渡るその名のとおり中継地点の野鳥銀座です。
春独特のさえずりも心地よく聞こえ、景色もよく野鳥達には餌となるムシも多く、恵まれた逃げ込み場所になる
深い竹藪や人の踏み込めない圧倒的なFIELDが確保されています。
やはり日本一の野鳥の天国 であり、そして海外でも学者や愛好家(期間中2人のカナダ人に逢いました)に
よく知られた野鳥の島である事に間違いはなさそうです。
滞在中に4人で確かめた目視データを基にあいうえお順にまとめてみると下のような一覧表ができました。
これで観ると本州から北へ移動する鳥、南や北に移動する鳥が一堂に集まっている事がよく判ります。
種の数を数えると 94種に登りました。もちろん,
中には頭上を通過するだけで写真に収められない種類もありました。
チョウセンオオルリと基亜種オオルリの違いも学者の間でも見解が統一されていないような野鳥もいます。
成鳥と若鳥の相違や雌雄の判別等判らない事がたくさんあります。そこがまた魅力でもあり、可愛さや色形の魅力に
取り込まれます。島人の素朴で逞しいパワーを貰いながら遠く波音と鳴き声を聞きながら明日への出会いに備え、
野鳥の夢を見ながら
早朝の真っ赤な夜明けを待つべく、早寝早起きに徹しました

 


舳倉島漁港の夜明け

 

 

 

オオルリ

 

 

 

 

 

 

 


基亜種オオルリ

 

 

 

 

 

 

コサメビタキ

 

 

 


コサメビタキの飛び出し

 

 

 

 


キビタキ幼鳥か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オジロビタキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ムラサキサギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サンショウクイ♀

 

 

 

 


ベニヒワ♀

 

 

 

 

 

 

 

 


ムギマキ♂冬羽

 

 

 

 


キマユムシクイ(日本では珍鳥)

 

 

 

 

 

 

 


ムギマキ ♂