ウラナミシジミ♀

桜の普賢象の木の根本辺りのヤブガラシの葉の上に
おそらくウラナミシジミの♀であろう蝶が止まっていた。
雨上がりの低温でもあったので、まるで標本を持ってきて
葉の上に置いたように翅を広げている。
体温を上げようとする止まり方である。
淡い藍色が胴体部から八方に広がりながら薄くなっていく
様は息を呑むほどの美しさである。
大きさは傍にたまたま止まっていたヤマトシジミと比べると
優に4,5倍はある。
このシジミチョウは頻繁に見られるヤマトシジミや
紅シジミと比べるとめったにこの界隈では見られない。


紅シジミ(夏型)


紅シジミ-裏


ベニシジミ(夏型2)