紀伊半島の田辺市に上陸した台風24号は本州の中央部を北東に猛speedで駆け抜けて行きました。
秋雨前線を刺激しながらの通過だったため、豪雨と暴風が記録的な数値を残し、各地に甚大な被害を
齎らして、北海道の東の沖合で温帯低気圧になりました。
野鳥のour fieldである「善福寺川緑地公園と和田堀公園」にも大きな被害を残しました。
台風前には鳥友が珍しいアカショウビンやカッコーの幼鳥などを撮った晩夏の記念すべき
時期に大きな爪痕を残しました。東京の瞬間風速の記録は39.3mだったそうです。
昭和34年の伊勢湾台風以来の史上3番目の記録だそうです。

台風が来るたびに地球温暖化が原因でこのような猛烈な被害を被るのか
今後恒常化するのかと考えるとやりきれない気がします。
杉並を襲った暴風は夜中の2〜3時頃で、強風の音で熟睡できなかったほどでした。
今日、公園でお会いした初老の女性は
「恐ろしくて、布団をかぶって南無阿弥陀仏を唱えながら寝ていました」などと話されていました。
安普請でもないはずの私の家も少し揺れたので、相当きつい風でした。
テレビにも出ていた避難勧告の出ていた故郷の高野町のことが心配です


川に落ちた桜並木の1部

 

 

 

 


道を塞いでしまった桜の古木

 

 

 

 


ワンちゃんもいつもの散歩道とは様子が違うので躊躇していました。

 

 

 

 

 

 

 

 


杉2小に通じる近道の「児童橋」も向こう岸が倒木で塞がれました。

 

 

 

 


銀杏の実が大量に落下し、これを拾う方があちこちで見られました。

 

 

 

 


公園の中ほどにある柿の木から強風で落ちた甘柿

 

 

 

 


公園のいたるところに植わっているエンジュの木から落ちたオナガの大好きな実

 

 

 

 


強風でケヤキの生木が無残にも引き割かれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 


和田堀の森のケヤキもあちこちで倒れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 


家屋のそばの倒木はその日のうちに撤去作業がされていました。

 

 

 

 


26本あったヒマラヤスギの群落は1部枝枯れしていて、根腐れがあったのか1本だけ倒れていました。

 

 

 

 


倒れたヒマラヤスギの根っこ

 

 

 

 


 

 

 

 

 


善福寺川上流の神通橋近くの太いヒマラヤスギが1本 工事中のフェンスを直撃して 大破していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎朝ラジオ体操が行われるこの広場もこの有様。

 

 

 

 

台風一過の翌日。まるで何事もなかったのごとく澄んだ青空が美しい。