ケヤキやムクノキの高木が20本以上立ち混んだ昼でも薄暗い成田西いこいの公園に
久しぶりに立ち寄ってみました。ジャッジャッ、ジャッジャッっと鳴き声が聞こえるので
ウグイスが来ているものと思って、森の中へ入って、じっと一カ所に立ちすくんでいると
薮の中から金網の垣根越に姿を現しました。今冬初めてのウグイスです。
金網の穴から現れたウグイス
薮の中からこちらを窺っています
待つ事3分。やっと、ちょうど全身が撮れる位置にとまってくれました
この時期まだ青々したバックのモミジが3,40mの広葉樹の高木の影になっていて
日照に恵まれず毎年12月の25日以降に見事な紅葉が始まります。
ハクモクレンの木に来たメジロ
2羽が木についた虫を争って飛び交っていました
川岸の枯れ木にハクセキレイの雄がのんびりと辺りを見回していました。
ひと声鳴いた後、飛び出しました。
水平飛行ってところです。この子たちは大抵は川の護岸にいて、この位置では滅多に撮れません。
綺麗な個体のキセキレイです。朝の光を浴びて、川面の上には子虫の餌も抱負で元気です。
こちら側の護岸に止まってくれました。若くて見惚れてしまうような見事な個体です。
帰り道、子犬を連れたおさな子が目に飛び込んできました。
後ろ姿がなんとも可愛くて、シャッターを押してしまいました。
私はこの二人連れに追いつくと、この子のおじいちゃんとご一緒でした。
ややあって、この子犬が通りかかった大きな3倍くらいもある犬に果敢に
吠えついたのですが、振り向きもしません。
おじいちゃんがひと言“大きいね~”と言うと、
この男の子は舌も回らないくらいの言葉でその大きな犬を見ながら
『オオキイネ~,オオキイネ~、オオキイネ~,オオキイネ~、』と
おじいちゃんの言葉をまねて何度も繰り返していました。
この一連のシーンがとても印象に残ったのです。
驚き?悔しさ?
人や動物はこんなふうに世界の現実を学んで行くのでしょう。