我が家の前の鉄条網に3分ほど朝の光を浴びて
アチコチ見回し、やがて地面に降りて行った。
古木の桜が8部咲きの頃オナガがいつもの朽木に
留まり餌を物色していた。
大抵5~10羽の群でやってくるが、個体間の距離は
20~50メートルはあるときもあり、接近して留まることもある。
ギャーギャーと警戒音を出したり、餌を見つけては仲間に
知らせたりしている。
07.6.19。表の桜の木にウグイスの声がするので、急いで望遠レンズを
つけて狙った。朝の9時半頃で、少し暑いくらいの陽気だが
まだ山には行かないで、この辺に居るようだ。桜並木や栃の木があり、
桜に寄生する青虫をシジュウガラやスズメと一緒に啄ばんでいる。
どうやら2番いほど居るらしく、縄張り争いの様相を呈し、
猛烈に鳴きながら飛び交っている。
大きな声で鳴くものだから、喉周りが太く盛り上がって
たくましい。
この辺りではウグイスの声がよく聞こえるので、桜並木
を見上げながら通行人が通る。
07.7.22現在 まだ朝夕我家の近くで鳴いている。この辺も緑が深くなってきて、
今年は特別この辺りに食料が抱負にあるのかもしれない。
大きな松ノ木が5本あるSさんの広い敷地(約8百坪)の薮の中で巣作りをして、
子供を生んだのかもしれない。常時その方向から鳴き声が聞こえる。
梅雨時はそんなに暑くないのでまだ滞在しているのだろうか。
あるいは子育てが終るまでの期間は居るのかも知れない。
どんな鳥も人に慣れてきて、都合の悪い事が起こらない限り、
このように注意して観ないとスズメと間違えるように電線にまで
堂々と止まって鳴いていたりしている。
内心秋口までは居てほしいなどと期待している。